広島県広島市南区
広島大学病院

糖尿病で歯周診療科にお世話になりました。こちらは歯科新病棟になってからは初めてで以前、お世話になってた先生はお辞めになられたとの事。診察台も綺麗だし先生は事前の説明も丁寧です。歯茎の深さ?を測る検査でもきちんと麻酔をして下さいました。歯医者恐怖症ですが　こちらの先生は皆さん、患者側の要求に応えてくださいます。やはり大学病院は信頼できるなぁと感じました。

　広島大病院（広島市南区）の新診療棟が９月２０日、オープンする。別棟に分かれていた医科と歯科の外来診療を同じ建物内にまとめ、患者ニーズに対応し手術室を増やすなどした。医療機器の移転のため、９月１７〜１９日は外来診療を休む。

　新診療棟は、現在の医科外来棟の西側に１２２億円で建設。４月に完成した後、新たに購入した放射線治療装置について国の立ち入り検査を受けるなど、オープンに向けた準備を進めてきた。

　地上５階、地下１階で、延べ約３万８５６０平方メートル。建て増しで５棟に分散していた各診療科を１階から３階までに集約し、分かりやすい配置になった。

　４階の手術室は、４室増の１７室とし、手術待ち日数を短縮する。

抗がん剤治療をする５階の化学療法室は、現在の２倍の２８床とした。再生医療など最先端の治療をする「未来医療センター」や、「スポーツ医科学センター」も新設する。

　事務職員も増やし、各診療科の窓口で料金計算を済ませる方式に変更。支払いの待ち時間を短縮する。環境に配慮し、屋上庭園や壁面緑化も取り入れた。

　茶山一彰病院長は「高度な医療をより短期間で進めていくことが可能になる」と話している。

中国新聞　2013/08/19

広島大学病院内の先生全てがそうかは判りませんけれども、私が診てもらった先生はとてもよく患者の立場を考えてくださります。　また、治療方針を決定するにも、こちらの意見を取り入れながら確認してから決めてくれます。真に安心してかかれる病院です。

糖尿病があり、歯周病にも悩まされていました。
広島大学病院の歯周診療科では、こういった症例を多く扱っているので、
治療や指導内容がしっかりしていてわかりやすく、頑張れます。
すぐに治るものではないので長いお付き合いになると思いますが、
これからも宜しくお願い致します。

抜いた歯使って歯冠修復

　抜歯した親知らずなどを凍結保存しておき、虫歯治療後などの「歯冠（しかん）」の修復に使う治療を広島大病院を中心としたグループが始めた。樹脂、セラミックといった歯冠材料の進歩は著しいが、「機能、美しさの両面で『天然歯』のメリットが期待できる」としている。
　歯は、歯肉の外に現れた部分が歯冠、隠れた部分が歯根と呼ばれる。
　今回の治療のきっかけは、広島大のベンチャー企業が平成１６年に始めた「歯の銀行」。親知らずの治療や歯列矯正で抜いた歯を特殊な技術で凍結保存しておき、自分の歯を失った際の移植に用いるシステムだ。
　抜歯の直後に処理をすることで、歯根の周囲にあって血管や神経が豊富な組織「歯根膜」が維持され、移植後も自分の歯のような噛（か）み応えが高い確率で得られる。
　しかし、歯根や歯根膜に何らかの問題があるケースが一定の割合で存在する。「こうした歯は通常、処分されてしまうが、健全な歯冠部だけでも利用できないかと考えた」と、同病院の河田俊嗣（としつぐ）准教授は話す。
　虫歯で欠けたり治療で削ったりした部分の型を取った後、保存していた歯がこれに合うようコンピューターを使った装置で成形する。滅菌後、歯科用接着剤で固定する。
　歯の銀行の登録歯科医院は全国約２００カ所。このうち東京、大阪、広島の計約１０カ所がこの方法を採用し、これまでに５本の歯の治療が行われた。既に治療後２年以上経過した歯もあるが、歯や歯肉に問題はなく良好な状態という。
　現在の法律では、修復には自分の歯しか使えないが、河田さんらは他人の歯を用いる研究についても昨年末、広島大の倫理委員会で承認を得た。今後、家族など肉親の保存歯を利用する修復から始めたいとしている。

産経ニュース　2011.3.8　08:07　

横向きの親知らずを切開して抜いてもらいました。「口腔顎顔面再建外科」という重々しい名前が最初怖かったのですが、さすがに難手術にも慣れておられるだけあって、上手でした。術後も比較的早く治りました。

　広島大は、大学病院（広島市南区）の医科、歯科の診療従事者約７００人に最高１００万円、総額約１億４千万円の臨時ボーナスを出す。「病院の経営状態は良好で、処遇改善で士気を高めたい」との狙いで、文部科学省によると全国の国立大学病院では初めて。支給は今回限りで、２９日を予定している。

　ボーナスの名称は「大学病院診療基盤貢献手当」。医科の教授１００万円を最高に、准教授や休日・夜間診療医師たちにも５７万〜８万円を支給する。

　歯科は教授１０万円で、他は役職に応じて６万〜１万円。医科に比べ１０分の１から８分の１の水準は、診療費用請求総額を医療従事者数で割って決めた。医科、歯科とも事務職は対象外とした。

　手当は大学病院から求めがあり、今月中旬の大学経営協議会で承認された。越智光夫病院長は取材に対し「３５歳モデルの給与は国の機関の医療職に比べると約７割。広島大学病院の単年度収支は黒字なので、労に報いたい」と話していた。

　医学部出身の浅原利正学長も「処遇改善をしないと、地域医療を支える人材が開業などで逃げてしまう」と説明する。学内では「国からの予算は縮小傾向で他学部も苦しい状況」「大学全体で予算や会計を考えるべきだ」との指摘もある。（下久保聖司、藤村潤平）

2010/03/28　中国新聞

歯学部を有する広島大学の大学病院だけあって、歯科関係の規模が大きいです。歯科だけでもいくつも科が別れていて、専門の先生が治療にあたってくれます。評判を聞いても、レベルが格段に上だそうです。